私どもの最も得意とするものは数奇屋など、木の持っている本来の機能や美しさを住宅に取り入れる事です。現在の各住宅会社の工法はコスト削減のため木の事を熟知していない人でも組み立てる事が出来、一定基準の強度を持つものになっています。
 しかし本来、木は古くからある工法でしっかりと組み立てれば一般的に考えうる地震などにはビクともしない物なのです。決して現在ある新工法が悪いというわけではありませんが、果たしてそれが我々人に優しいものなのでしょうか?次から次へと出てくる環境問題、人体への影響、いつも問題が出てから後で規制が入り最初に問題があった方々への対応は「解らなかったから、仕方がない。」になっているのが現状です。
 私どもはそのような考え方を好みません。元々自然の中にあった物を組み合わせそうでない物は最小限に抑えやさしく落ち着ける空間をお客様に提供いたします。